京都大学原子炉実験所で研究が進むホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の治療(※1)に関する相談窓口を設置しています。
留意事項や適応症例をご確認いただき、専用の相談用紙にてご相談ください。
いただいた相談内容を京都大学原子炉実験所におつなぎします。
※1:ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)は研究段階の治療法です。
現在、一般的に適応症例としているがんは、以下のとおりです。
・悪性脳腫瘍
・再発頭頸部がん
・悪性黒色腫
・肺がん(体表面に近い一部のがん)
・肝臓がん(多発の病巣をもつもの)
・中皮腫 など
※ホウ素中性子捕捉療法は放射線治療の一種で局所療法です。従って、その適応は基本的に転移のない症例に限られます。
また、ホウ素化合物の集まりの程度が不十分ながんやがんの周囲の正常組織にホウ素化合物が集積しやすい場合には適応になりません。(例 すい臓がん等)
上記の一般的には適応症例と考えられるがんでも、患者さんによって、本当に適応として大丈夫かどうかをホウ素化合物の集まりの程度を事前の検査で判断し、適応から外れることがあります。
こうした情報や患者さんの全身状態なども考慮して専門の委員会で適応の可否が総合的に判断されます。
なお、現在、京都大学原子炉実験所の研究用原子炉(KUR)は保守点検及び定期検査により運転を行っていないため、ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)も実施されておりません。
ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の実施については、研究用原子炉(KUR)の運転再開後(平成24年5月下旬予定)となります。ご注意ください。
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