薬物乱用とは、医薬品を医療目的から逸脱して使ったり、医療目的でない薬物を不正に使ったりすることです。
もともと医療目的での医薬品は、治療や検査のために使われるものです。それを遊びや快感を求めるために使用した場合は、たとえ1回使用しただけでも乱用にあたります。
また、法律により規制のある麻薬や覚せい剤等は、持っているだけでも犯罪になります。
最近では、覚せい剤だけでなく、大麻・MDMA(錠剤型合成麻薬)・指定薬物・危険ドラッグなど、乱用薬物が多様化しており、特に青少年の間で乱用が急増しているなど、深刻な社会問題となっています。
大阪府においても、令和元年の大麻事犯の検挙者数のうち若者が7割を占めています。
薬物乱用に走ってしまうと、中枢神経(脳)が侵され、その弊害が一生ついてまわります。また「依存症」があるため、いったん乱用してしまうと自分の意志ではやめられなくなってしまいます。「ほんの1回ぐらいなら・・・」という安易な気持ちが命取りになります。
薬物乱用に対する正しい知識を啓発するため、毎年町内においてポスター掲示、街頭キャンペーンなど薬物乱用防止啓発広報活動を次のとおり重点的に実施しています。
「『ダメ。ゼッタイ。』普及運動」 6月20日~7月19日
「薬物乱用防止広報強化期間」 6月1日 ~7月31日