熱中症は、気温が高い屋外だけで発症すると思われがちですが、くもりの日や室内、夜間寝ているときなどでも発症します。
熱中症の症状は一様ではなく、症状が重くなると生命へ危険が及ぶこともあり、高齢者や小児・幼児は、成人よりも熱中症のリスクが高く、さらに注意が必要です。
また、これまでと異なり、新型コロナウイルス感染予防として「新しい生活様式」(1.身体的距離の確保、2.マスクの着用、3.手洗いの実施や「3密(密集、密接、密閉)」を避けるなど)が求められており、それを踏まえた熱中症予防行動が重要です。
熱中症×コロナ感染防止で「新しい生活様式」を健康に!(環境省・厚生労働省 令和2年6月版)(PDF:897.9KB)
適切な予防法を知っていれば、熱中症を防ぐことができます。
・ 感染症予防のため、換気扇や窓開放によって換気を確保しつつ、
エアコンの温度設定をこまめに調整する
・ 暑い日や時間帯は無理をしない
・ 涼しい服装にし、急に暑くなった日などは特に注意する
・ 屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる時はマスクをはずす
・ マスクを着用している時は、負荷のかかる作業や運動を避け、周囲の人
との距離を十分にとった上で、適宜マスクをはずして休憩をとる
・ のどが渇く前に水分補給をおこなう
・ 1日あたり1.2リットルを目安に補給する
・ 大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに摂る
・ 日ごろから体温測定、健康チェックをおこなう
・ 体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養する
・ 水分補給は忘れずに、無理のない範囲でおこなう
・ 「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度を
目安におこなう
水分・塩分を補給しましょう
風通しのよい日陰や、クーラーが効いている室内などに避難させましょう。
衣服をゆるめて、体などに水をかけたり、濡れタオルをあてて扇ぐなどして体を冷やします。
冷たい水を与えます。大量の発汗があった場合は、経口補水液やスポーツドリンクなどで塩分も補いましょう。
食塩水(水1リットルに1~2グラムの食塩)も有効です。
自力で水分の摂取ができないときは、緊急で医療機関に搬送しましょう。
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