広報くまとり 令和4年9月号第856号 2ページ ☆特集 ☆永く、楽しく暮らすための介護予防  さあ、今から始めよう! ●熊取町の高齢者を取り巻く現状と取り組み  熊取町の65歳以上の高齢者が人口に占める割合(高齢化率)は、令和4年3月末時点で約30%となっており、2025年には団塊世代が後期高齢者となり、ますます高齢化が進み、2040年には、36%まで上昇すると見込まれています。  また、生産年齢人口の減少により、平成27年には高齢者1人を生産年齢人口約2.4人で支えていましたが、2040年には1.5人で支える人口構造となることが予想されます。  そこで、熊取町では「介護予防・健康づくりの充実」と「認知症施策の推進」に取り組んでおり、中でも健康寿命の延伸を目指した介護予防・自立支援の推進に力をいれています。 〇 藤原 町長 MEET 佐藤 孝臣 氏 厚生労働省介護予防普及展開事業検討委員会事業所ワーキング座長 オンライン対談ダイジェスト ・高齢化の現状を受け、今やらなければいけないこと  少子高齢化による介護人材不足が想定されるため、高齢者の方がいつまでも元気でいることが重要です。また、高齢者の方と一緒に介護予防に取り組むまちづくりが求められています。 ・コロナ禍によるフレイル予防  フレイルは、動かなくなったことによる筋力低下ですので、しっかり運動すると元の状態に戻ります。ただし、運動だけでなく、タンパク質中心の食事や、歯のケア、生きがいや役割を持って社会参加をすることも大事です。 ・町の取り組みについて  ふれあい元気教室やタピオステーションをはじめ、多分野においてしっかり取り組まれているので、積極的に利用し、元気でいきいきとした生活を送りましょう。  住民の皆さんにいつまでも楽しく元気で過ごしていただくための熊取町の取り組みなどについて対談をしました。  ※オンライン対談の様子は、町ホームページで公開しています。  お知らせ  令和5年3月に佐藤先生の講演会を予定しています。詳しくは、2月号広報でお知らせします。 以上で2ページは終わりです