広報くまとり 令和4年89月号第856号 3,4,5ページ ☆特集 ●ポイント! 元気なうちからフレイル予防! 〇永く、楽しく暮らすための3つのポイント  日頃から、しっかり丁寧なお口のお手入れをし、バランスの良い食事を摂って、できる範囲で体を動かすこと、そして社会参加がフレイル予防につながります。  やりたいことができる自分であるために 1. 栄養食・口腔機能 1. 食事(タンパク質、そしてバランス) 2. 歯科口腔の定期的な管理 2. 身体活動運動・家事など 1. からだを動かそう 2. 家事も効果あり 3. 社会活動、就労・余暇活動ボランティア 1. 家族や友達と楽しく交流 2. 地域の活動に参加 〇社会とのつながりを失うことがフレイルの最初の入口!  社会とのつながりが減り、人と会ったり話す機会が減ると、からだやこころに不調が生じ、フレイルの状態になってしまいます。  ドミノ倒しにならないように! ・社会とのつながり ・生活範囲 ・こころ ・お口 ・栄養 ・からだ ●ポイント! 日常生活の動作を続けることがフレイル予防にも!  「買い物」、「炊事」、「洗濯」、「掃除」などの家事をするだけでも運動と同じ効果があります。また、熊取町は坂道が多く、それを活用したウォーキングなども効果的です。 〇メッツ日常生活動作表  メッツとは、からだの活動の強さを表します  安静座位を1として、その何倍の酸素消費量にあたるかを示す数値です  メッツ    活動量            日常生活の動作 ■1~2メッツ  安静座位           食事  ■2~3メッツ  ややゆっくりとした歩行    調理 ■3~4メッツ  普通の歩行・自転車      床拭き・洗濯物干し・モップがけ ■4~5メッツ  やや早めの歩行        入浴・草むしり ■5~6メッツ  早い歩行           布団干し ・表の考え方  掃除は4メッツに該当し、1時間に4km歩くくらいの運動になります。特別なことをしなくても、日常生活でできることを増やせば運動していることと同じですね。  出典:大分県福祉保健部高齢者福祉課「地域の介護予防活動支援マニュアル」 〇新型コロナワクチン接種について  ワクチン接種は、国の臨時接種として9月30日まで実施予定とされていましたが、国は10月半ば以降に、初回接種を終了した方を対象に「オミクロン株対応ワクチン」による追加接種を実施する方針で検討しています〈8月17日時点〉。  接種対象者や接種の開始時期、接種方法等については、国の方針が決まり次第、速やかに対象者へお知らせする予定です。 〇新型コロナワクチン接種証明書をコンビニで取得できます ・お近くのコンビニ等の端末で取得可能(府内では、セブンイレブンのみ可能〈8月17日時点〉。詳しくは、厚生労働省ホームページをご確認ください) ・毎日午前6時30分〜午後11時で取得可能  準備いただくもの マイナンバーカード、接種証明書発行料(120円) ※海外用の接種証明書を取得するには、パスポート情報の登録のため、令和4年7月21日以降に自治体窓口かアプリで海外用の接種証明書を取得している必要があります。 ※接種時に住民票のあった市町村及び証明書発行場所(コンビニ等)が証明書交付サービスに対応していることをご確認ください。  問い合わせ 健康・いきいき高齢課 電話452・6285 ●元気な生活を取り戻そう ふれあい元気教室 参加無料 送迎もついてます  要支援者などを対象に熊取ふれあいセンターで実施しています。3か月間専門職の指導により、個々の生活での困りごとを解決し、もとの元気な生活に戻っていただけるよう支援します。 〇体力や筋力が付いてきていることを実感  数か月前に出来なかったことが、出来るようになると嬉しいです ・喜多 さん(80代)  参加前は、人とふれあう機会が少なく、気持ちや体の調子が悪くなっていましたが、参加後は、人と話すことで気持ちが明るくなり、今では仲間からの紹介で、ひまわりドームに体を動かしに行くほどになりました。歩くのがとてもラクになり、1人で続かないことも 仲間がいることで続けることが出来ます。 ・中村 さん(70代)  参加後は、気持ちが元気になり、体も軽く活発的になりました。そのため、友達とランチに行くことも増え、生活がより楽しくなりました。もともと一人旅が好きでしたが、ここ最近、体力的に一人旅をする勇気がなくなっていました。今後は、一人旅が出来るように体力づくりに励んでいきたいです。    問い合わせ 介護保険課 電話452・6298 ●永く、元気でいるために タピオステーション 町内25か所開催中  お住まいの地域の集会所などで、運動やお口の機能向上・認知症予防などを目的とした「タピオ体操+(プラス)」を地域の皆さんが主体となって取り組んでいます。脚の筋力やバランス力向上に効果があり、地域交流の場となっています。 ・向 さん(60代)  リハビリを兼ねて参加しています。タピオステーションで体を動かすことで指の動きが良くなったり、頭の体操で頭の回転も良くなりました。 ・谷口 さん(70代)  体を動かすことで、ほどよい疲労感でスッキリしています。また、近所の人たちと会えるので気持ちも明るくなります。  みんなでやるから続けられる! 問い合わせ 健康・いきいき高齢課 電話452・6285 以上で3,4,5ページは終わりです。