広報くまとり 令和5年2月号第862号 3,4,5,6ページ ☆特集 ●まちぐるみで子育て支援 妊娠・出産・子育ての相談窓口として子育て支援課 母子保健グループ(熊取ふれあいセンター2階)に すくすくステーションを開設しています 里帰りをせずに産後を過ごす家庭、働きながら出産・子育てをする家庭など、近年、核家族や共働きの家庭がますます多くなり、子育て家庭を孤立させない、孤育てとならない環境づくりが求められています。 多様な子育て環境をサポートするため、地域の子育て支援団体や関係機関などと連携しながら、まちぐるみで子育て支援に取り組んでいます。 〇熊取町の主な取り組み ・お住まいの校区毎に担当保健師・相談員を配置 ・こんにちは赤ちゃん訪問事業 ・不妊・不育治療費助成事業 ・産前・産後ヘルパー派遣事業、産後ケア事業 ・すくすく相談、プレママ教室、初めての赤ちゃんプログラムなどたくさんの教室を実施 ・ことばの相談、運動機能相談、発達相談など、専門職による専門相談 ・地域による子育てサポート事業(4ページから5ページで紹介) 問い合わせ すくすくステーション 電話452・6294 ●みんなで一緒に子育てしましょう! 子育ては、誰もが悩むもの。 そんな時、強い味方になるのは、地域のサポートです。 愛があふれるこの町では、みんなで1つになって、子育てを応援しています! 〇広い園庭も人気! みんなで『ほっ』とひと息つける場所 『ぷらっつ』は、保育所や幼稚へ行くまでのお子さんと子育て中のお母さん・お父さん・おばあちゃんやおじいちゃんをはじめ、みんなの「つどいの広場」です。 ぷらっと気軽に来て、遊んだり、子育てのことやちょっと気になることなどおしゃべりしましょう。 ■利用者の声 子どもはここで、たくさんの人と関わるようになり、言葉が増えたと思います。 熊取町に転入してきたので、保育園や幼稚園の情報なども、ここで得ることができます。 コロナの頃は家にこもりがちだったので、こうして皆と関わりあえて、助かっています。 【ぷらっつ】 ・運営:NPO法人くまとり子育ちWA・輪・和 ・利用対象:0歳から就園前までの子どもと保護者 ・利用料:無料 ・住所:五門東2-3-5 教育・子どもセンター ・電話:452・6834 〇親子で遊べる場所がほしい! そんなときは、ロンドに来てね いっぱい遊びたい、お友達ができたらいいなぁ、ちょっとホッとしたいなぁと思っているお母さん、お父さん。 いろいろな「おもい」をもっている保護者と子どもが集う「ひろば」です。親子のふれあい遊びを中心に、手遊び・うた遊びなどたくさんの遊びを通して、みんなが笑顔になって楽しく過ごせるひろばを目指しています。 ■利用者の声 実際に保育園や幼稚園を利用されている方の生の声を聞きたくて、利用することになりました。 少人数制なので、輪に入っていきやすい環境です。 利用後は、子どもの人見知りがなくなりました。子育ての情報共有の場にもなって毎日が楽しいです。 【であいのひろば】 ・運営:NPO法人 地域支援センターくまとりロンド ・利用対象:0歳から就学前までの子どもと保護者 ・利用料:無料 ・住所:五月ヶ丘1-5-2 ・電話:452・2214 〇子育てを楽しむお手伝いをします できることを一緒に考えましょう ご家庭に、訪問ボランティアが伺います。ゆっくりお話ししたり、一緒に家事をしたりお子さんと遊んだりします。一緒に散歩や外出もできますよ。 子育てに戸惑ったとき、一人でちょっと心細いとき、そばに頼れる人がいてほしいときなど、お気軽にご利用ください。 ■利用者の声 初めての育児で、コロナ禍、家族や友人とも会えないとき、家族以外の人とも話すことがほとんどなかったので本当に来てもらえて良かったです。 ボランティアさんはとても話しやすく、子どもと上手に遊んでくれました。 ・ボランティア養成講座の様子 今時の子育て、子どもの発達傾聴などについて学びます  【ホームスタートくまとり】 ・運営:NPO法人 ホームビジット・とんとん ・利用対象:妊娠中の方、6歳以下(未就学)のお子さんのいる家庭  利用料:無料 ・住所:五門東2-3-5 教育子どもセンター内 ・電話:452・6824 〇サポートがきっかけで第2の家族に 実家が遠くても仕事があってもこの町で子育てをしていける強い味方 「残業で保育所のお迎えに行けない」「自分の病院通いには子どもを連れて行きにくいな」など、きっかけは様々ですが、子育てのお手伝いが必要な方のサポートをします。 『子育てを手伝ってほしい人』と『子育ての手助けができる人』が会員となって、会員同士が子育ての援助を行うシステムです。 ■利用者の声 切迫早産で入退院を繰り返していたため、上の子(2歳)の保育園の送迎をお願いしました。引っ越してきたばかりで知り合いもおらず、実家も遠く頼れなかったため大変助かりました。 協力会員さんをお名前やじぃじ・ばぁばと呼んで打ち解けていました。 【ファミリー・サポート・センターくまとり】 ・運営:NPO法人 熊取こどもとおとなのネットワーク ・利用対象: 【依頼会員】 概ね生後2か月から小学生の子どもの保護者 【協力会員】 自宅で子どもを預かったり子育ての手助けのできる方 ・利用料:必要(住民税非課税世帯等は減額制度有り) ・住所:五門東2-3-5 教育・子どもセンター内 ・電話:452・6002 〇熊取町では、心の成長を促す「子どもの読書活動」に力を入れています 子どもの成長には本も必要!! 子どもにとって本は… @親子のコミュニケーションを深めるもの A言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かにするもの B人生をより深く魅力的なものにしていく上で欠かすことのできないもの 町では、令和3年度に策定した「熊取町第4次子ども読書活動推進計画」に基づき、子どもと本に関わる住民団体、関係機関、行政が連携し、0歳〜15歳までの子どもたちが、切れ目なく本に接することができるよう、さまざまな取り組みを行っています。 ■乳幼児4か月児健診 絵本を1冊プレゼントし、絵本を通したコミュニケーションの大切さを伝える「ブックスタート」を実施しています。 また、図書館では「あかちゃんの時間」「親子でリトミック」「おはなしおたのしみ会」など、親子で参加できる行事を開催しています。 ■保育所(園)・認定こども園・幼稚園 季節や行事の絵本をセットにした「絵本こぐま便」の配達を行い、子どもたちの身近なところに絵本のある環境を整えています。 ■小・中学校 学校図書館司書を通じて、調べ学習の支援や子どもたちの読みたい本に応えるため、学校、学校教育課と連携し、本の配達や研修会を行っています。 ■おやすみ前におはなしひとつ 図書館では、5歳〜6歳のお子さんへの読み聞かせにおすすめの本を集めたブックガイド「おやすみ前におはなしひとつ」を、町内の保育所(園)、認定こども園、幼稚園(年長児クラス)を通して配布しました。 町内在住で町外の幼稚園などに通われているお子さんには、図書館子どものカウンターでお渡しします。 問い合わせ 熊取図書館 電話451・2828 〇子どもと本をつなぐ 熊取文庫連絡協議会 子どもの豊かな成長を願って、熊取図書館と連携して、保育所(園)文庫、おはなしキャラバン、子どもの本の会、おはなし会などの活動をしているボランティア団体です。 保育所(園)3ヶ所で、週1回、文庫を開いています(アトム文庫、つばさ文庫、なな文庫<北保育所内>)。 文庫では、たくさんの本の中から、子どもが「自分で本を選ぶ」ことを大切にしています。 子どもたちは選んだ本をスタッフや先生に読んでもらったり、友だちと読んで楽しんでいます。 4・5歳児には、おうちの人と楽しめるように個人貸出をしています。 2・3歳児は、ひとり1冊選んで保育室へ持って行き、お昼寝前などに読んでもらっています。 また、保育士さんのリクエストに応えて、季節の本を揃えるなど、「絵本のある生活」をお手伝いしています。 〇出産・子育てを応援するための新たな支援が始まりました 妊娠期から出産・子育て期まで一貫して身近で相談に応じ、様々なニーズに即して必要な支援につなぐ伴走型の相談支援を充実し、経済的支援を一体として実施するもので、妊娠・出産の届出時にご案内します。 ■伴走型相談支援 妊娠届出時から妊婦や特に0歳〜2歳の低年齢期の子育て家庭に寄り添い、出産育児等の見通しを立てるための面談や継続的でタイムリーな情報発信等を通じて必要な支援につなげていきます。 町では、あなたの担当保健師が、妊娠から出産・子育て期を通してサポートします!妊娠中や出産後、不安な時やどうしていいかわからない時など、お気軽にご相談ください。 ■経済的支援 ・妊娠届を提出された妊婦に出産応援ギフトを5万円 ・出生されたお子さんの養育者に 子育て応援ギフトを5万円(新生児1人あたり) ※令和4年4月以降に出産された方、妊娠の届出をされている方へは2月上旬にお知らせをお送りしています。 まだ手続きをされていない方は、お急ぎください。 ご不明な点はお問い合わせください。 問い合わせ すくすくステーション 電話452・6294 以上で3,4,5,6ページは終わりです。