広報くまとり 令和5年10月号第869号 4,5ページ ☆特集 『残り物』には福がある!『もったいない』には財がある! 残った物を捨てるのは、もったいない! 食品ロスを見直すことで、環境にも優しく、家計にも優しい、心も財も豊かになる良いことづくめの取り組みを紹介します。 ■モッテコ 食品ロスは、外食時にも多く発生! 外食時によくある、『注文時腹ペコ注文!』お腹が空いていて、ついつい食べきれないほどの注文をしてしまいがちですが、まずは、食べきれる分だけを注文することも、食品ロス削減への第一歩。 それでもお店で食べきれなかった場合は、残ったお料理を自分たちの手で持ち帰る。 それが「モッテコ」という、国が食品ロス削減のために推奨しているアクションです。 熊取町にも、熊取町認定「モッテコ食べきり協力店」としてたくさんの店舗がこれに参加しています。 右上のステッカーが目印です。皆さんも協力してくださいね。 (注釈)参加店舗など、詳しくは町ホームページをご覧ください。 ■フードドライブ 家庭にも食品ロスが! お得に買えるからと必要以上に購入した食材や頂いたものなど、気づけば賞味期限内に食べきれないものがご家庭に眠っていませんか? フードドライブは、そんな食品をフードバンクや子ども食堂などに寄付する活動です。 食品ロスを削減し、「もったいない」を「ありがとう」に変える取り組みとして、町内各公共施設に食品回収窓口を設置しています。ぜひ、ご協力ください。 ●食品回収窓口設置施設 環境課窓口・図書館・駅下にぎわい館・熊取ふれあいセンター・煉瓦館・公民館(休館中)・ひまわりドーム ●回収可能な食品 (注釈)条件が確認できないものは回収不可 1.賞味期限が記載されていて、回収日時点で期限まで2か月以上あるもの 2.未開封で外袋が破れていないもの 3.常温保存できるもの(瓶詰、アルコール不可) ■冷蔵庫スッキリ!レシピ 「熊取町エコプロジェクト」の取り組みの1つとして、熊取町食生活改善推進協議会のご協力のもと作成しました。 ご家庭で余りがちな食材を使い切るための本町オリジナルレシピです。 おいしく料理して、冷蔵庫の中をスッキリ整理してみませんか? ●キャベツとハム卵サンド 家庭で余りがちなキャベツを有効利用! 余った食材を、炒めてサンドしただけで、ボリュームのある一品が出来上がり! ○材料(2人分) 食パン:2枚(5枚切り) キャベツ:1枚(55グラム) ハ ム :2枚(20グラム) 卵:2個 ピーマン:1個(25グラム) 油:小さじ2 塩・こしょう:少々 バター:約10グラム (注釈)マヨネーズなどでもオッケー! ○作り方 1.キャベツは芯を、ピーマンは種とワタを取ってから細切りにする。 フライパンに油小さじ1をひいて炒めたら、一旦取り出す。 2.ボウルに卵を割りほぐし、塩、こしょうを入れて混ぜる。 油小さじ1をひいたフライパンに流し入れ、中火で素早くかき混ぜながら焼く。 3.食パンを半分に切り、切り口に切り込みを入れ、具が入るようにする。 食パンの内側にバターを塗り、ハムと1と2を挟んで出来上がり。 ●薄揚げのモヤシカニカマ詰め 薄味でヘルシー、でも薄揚げがお出汁をたっぷり含んでボリュームも満点! モヤシの替わりにキャベツなど、他の余り野菜を使っても楽しめます! ○材料(2人分) 薄揚げ:2枚(約60グラム) モヤシ:200グラム カニカマ:4本(約60グラム) 乾燥ワカメ:2グラム 小ねぎ:1から2本(約5グラム) 人参…8分の1本(約20グラム) (材料A) めんつゆ(4倍濃縮):大さじ2(下味1、煮汁1) (注釈)ストレートの場合は120cc 水:150cc (注釈)ストレートの場合は60t みりん:大さじ1 酢:小さじ1 ○作り方 1.モヤシは、電子レンジ 500ワットで2分間加熱し、めんつゆ大さじ1(ストレートタイプの場合大さじ2)をかけて下味をつける。 さらにほぐしたカニカマと混ぜ合わせる。 2.人参は3ミリ幅の輪切り、小ねぎは小口切りにする。 乾燥わかめは、ぬるま湯で戻しておく。 3.薄揚げを半分に切り、袋状にして1を詰め、爪楊枝で口を止める。 1で使用しためんつゆの残り、煮汁用の材料Aと3と人参を鍋に入れ、沸騰後弱火で約10分間煮る。 最後にわかめを入れ、火を止める。 4.薄揚げの詰め物は爪楊枝を抜いて皿に盛る。 わかめ、人参を添え、小ねぎを散らして出来上がり。 ●エコポイント 野菜の下ごしらえは電子レンジを活用! 葉菜(ほうれん草・キャベツ)・モヤシ等の場合 ガスコンロ:(年間でガス8.32立方メートル) 約1,350円 電子レンジ:(年間で電気13.21キロワットアワー) 約410円 【ガスコンロから電子レンジに変えた場合】 原油換算6.32リットル、二酸化炭素削減量12.2キログラム、年間約940円の節約 出典:資源エネルギー庁ウェブサイト 以上で4,5ページは終わりです。