広報くまとり 令和6年7月号第878号 4,5ページ ☆3 通所型短期集中予防サービス ふれあい元気教室  介護認定要支援1、2相当の方対象 参加無料 送迎もついてます  3か月間専門職の指導により、個々の生活での困りごとを解決し、もとの元気な生活に戻れる  ように支援するサービス (注釈)ふれあい元気教室の様子は町ホームページをご覧ください。 ●教室を楽しみにしています  現役利用者 しおたにさん   腰を圧迫骨折して以来、5分も歩くことができなくなりましたが、教室に通い始めて2か月で  30分歩けるようになりました。最初はついていけるか不安でしたが、スタッフの皆さんが、  本当にやさしく、親身になってくれたのでがんばることができました。今では教室の皆さんに  お会いするのを楽しみに毎週通っています。 卒業後も運動をするため、ひまわりドームの  健康体操教室に行きます。今後の目標は、楽しかった思い出の場所をもう一度巡る旅をする  ことです。 ●とんでもない!からこれはいいぞ!に  卒業生 つるばみさん   最初、理学療法士の先生と町の方から提示された目標を聞いたときは『とんでもない!』と  思いました。しかし、教室に通ううちに『専門の先生が正しい運動方法を指導してくれる。  これはいいぞ!』と思うようになりました。実際には1か月弱で目標を達成し、教室を卒業後も  自発的にひまわりドームのトレーニングルームに通い、スタッフにつくってもらったメニュー  をこなしています。『死ぬまで日常生活を痛みなく、過ごしたい』というのが今の目標です。 60歳以上の運動を続けたい方へ  すまいるズ ひまわりドームでは、60歳以上を対象とした健康体操教室『元気で長生き』で、 筋力トレーニング、ストレッチ、ウォーキングを行っています。その他、個人で運動したい方は、 トレーニングルームに通っていただき、スタッフにお伝えいただければ、希望に沿ったトレーニング メニューを作ることができます。 山本館長 介護認定を受けられていない方もOK! (注釈)詳しくはすまいるズひまわりドームのホームページでご確認ください。   問い合わせ すまいるズ ひまわりドーム 電話番号453・5200 ☆5 訪問型ホームヘルプサービス(緩和した基準によるサービス)  介護認定要支援1、2相当の方対象  『ふれあい元気教室』に通うことはできないけど『身体介護までは必要ない』という方に  対しての支援サマイナスビス ●自分でできないことをお手伝い   グループホームにお勤めされていた経験を生かし、このサービスでホームヘルパーとして  従事されている まつおかさんと、サービス利用者のしんじょうさんにお話を伺いました。 〇自分にあったサービスで自分らしくいられる  しんじょうさん  「前かがみで作業などすると足がつらいのですが、自分でできることはなるべく自分でしたい  ので、現在のサービスが私にとってちょうどよいです。また、私は人付き合いが下手で会話が  続かないのですが、まつおかさんはざっくばらんで話しやすいので、好き勝手に何でもお話し  できてありがたいです」 〇喜んでくれることがやりがい  まつおかさん  「現在、週に一度、しんじょうさんのお宅のリビング・お風呂・トイレの掃除に伺っています。  できる限り利用者の要望を聞くことを心がけていますが、料理や洗濯といった家事はしんじょう  さんが毎日ご自身でされており、私はできないことを少しお手伝いしています。利用者が喜んで  くれるとやりがいになりますし、いずれ自分も誰かのお世話になるかもしれないので、お手伝い  できるうちは続けたいです」   お話をいただいたお二人には、家族や友達のような信頼関係が感じられました。しんじょう  さんは自分にできることは自分でやりながら、できないことをまつおかさんにお願いする二人  三脚での『自分らしい生活スタイル』を見つけられました。 ☆総合事業を利用した『自分にあった介護予防法』  これからも楽しく毎日を送れるように   今回は介護認定要支援1、2相当の方向けの総合事業を中心に、『介護予防』についてお届け  しました。インタビューを受けていただいた皆さんが共通しておっしゃるのは、『無理はしない。  でも、なるべく自分でできることは自分でする。それが体を動かすことになり、健康につながる』  ということでした。介護認定を受けられていない方についても、熊取町には『すまいるズ ひまわりドーム』  や『タピオステーション』などの運動ができる環境が整っていますので、『介護予防』について  気になり始めたら、まずは役場介護保険課にご相談ください。  問い合わせ 介護保険課 電話番号452-6298 以上で4,5ページは終わりです。