広報くまとり 令和7年5月号第888号 2,3ページ ★特集 『人づくり』で地域を活性化 令和7年度に実施する主な施策 社会経済情勢の変化に対応し、皆さんが将来にわたり安心して熊取町に住み続けることができるよう『人にやさしいまち』『楽しめるまち』『希望をもてるまち』づくりを基本理念とし、とりわけ『人づくり』に重点を置いた地域の活性化をめざします。 具体的には、企業誘致やふるさと納税の推進、公有財産の処分等の『新たな歳入の確保』の取り組みや、ソフト面・ハード面を含めた『徹底した事務事業の見直し』を着実に進めるとともに、『安全・安心』『子育て・教育』分野を中心とした施策も拡充するなど、これまで以上に戦略的に地方創生に取り組み、持続可能な町政運営を推進します。 熊取町長 藤原 敏司 令和7年度 町政運営方針はホームページをご覧ください。 1.安全・安心なまちづくり ○災害に強いまちづくり 29,928千円 自助・共助・公助を基本とする地域防災力の向上や情報等の迅速かつ確実な発信により、災害に強いまちづくりを推進します。 ●自主防災組織や防災士とともに3年に一度の住民参加型の総合防災訓練を実施 ●地域の防災リーダーとして、本町の防災士育成研修を受講した防災士資格取得者等を対象にフォローアップ研修を開催 ●防災行政無線設備の長寿命化(Jアラート等への対応)及び衛星無線設備の更新 ○雨水災害対策の強化 12,507千円 気候変動等による水災害への備えを強化するため、雨水処理の基本方針及び対策方針を定める『雨水管理総合計画』を策定します(令和7年度・8年度)。 ○町立総合体育館(すまいるズ ひまわりドーム)の大規模改修 264,000千円 利用者の安全性の確保・利便性の向上のため、非構造部材の耐震化及びトイレ洋式化をはじめとする大規模改修を行います(令和6〜8年度 総事業費940,418千円)。 2.子育て・教育施策の推進 ○町立小中学校の給食費負担軽減 118,325千円 物価高騰の影響が大きい子育て世帯を支援するため、小学校は食材費高騰分を助成し、中学校は無償化します。 ○町立全小中学校体育館にエアコン設置 175,656千円 児童生徒の教育環境の向上、避難所の良好な生活環境の整備のため、全小中学校の体育館にエアコンを設置します。 ●中央・南・東小学校(令和6年度設置完了) ●西・北小学校(令和7年度設置) ●全中学校(令和7年度設計、令和8年度設置) ○教育支援センター開所日の拡充 10,543千円 誰一人取り残さない学びの保障をさらに推進するため、『教育支援センター』の開所日を週2日から週5日に拡充します。 ○学童保育の充実 26,674千円 快適な保育環境の確保・入所児童増加への対応により、待機児童『0』を維持します。 ●トイレ洋式化工事、エアコンの増設及び民間賃貸物件の借上げによるクラブ増設(中央学童保育所) ●分室の設置(西学童保育所) 3.地域活性化 ○新たな地場産品創出等の支援(シャープふるさと納税3.0の推進) 3,000千円 ふるさと納税寄附額の増加、地場産業の振興に向け、ふるさと納税制度の仕組みを活用したクラウドファンディングにより、新たな地場産品の創出及び生産強化にチャレンジする事業者等に『新たな地場産品創出等支援事業補助金』を交付します。 ○和田山ベリーパークの運営支援の拡充 3,934千円 観光振興及び特産品開発の推進による地域活性化のため、出荷用ブルーベリーの収穫量増加に対応する選果場の設置を支援します。 ○2025年大阪・関西万博無料招待事業等の実施 8,800千円 子どもたちに世界の最先端技術や価値観などに直接触れる体験の機会を提供するため、4歳〜17歳までの子どもたちを無料招待するとともに、万博会場内において、ブルーベリーを使ったスイーツなどのPRを行います。 以上で2,3ページは終わりです。