広報くまとり令和8年2月号第897号 2,3,4,5ページ ☆特集 令和8年(2026年)7月 町指定可燃ごみ袋が変わります! ごみの減量は持続可能な未来づくり!? 私たちが何気なく出している『ごみ』。 決められた場所・決められた時間に出せば、あとは誰かが処理してくれている…そんな感覚になっていないでしょうか。 実際にはごみは収集から始まり、さまざまな工程を経て、膨大な費用とエネルギーを消費し処理されています。 熊取町では、平成21年4月に可燃ごみ袋を有料化して以降、皆さんのご協力により『ごみの減量化』や『資源化』が進んできました。 しかしながら、さらなる減量化・資源化をめざし、これまでお伝えしてきたとおり本年7月から町指定可燃ごみ袋の料金を見直すことになりました。 今回の特集で私たちが出したごみの行方、そしてごみ処理経費の現状などを知っていただき、一人ひとりが持続可能な社会のためにできることを一緒に考えていきましょう。 ●ごみ処理の現状 ごみ袋を有料化した平成21年以降、ごみ排出量は約13,000トンから約11,500トンと約1,500トン減少できていますが、ごみの処理費は約9,000万円増加しています。 令和6年度のごみ総排出量の約11,500トンのうち、可燃ごみは9,000トンと約8割を占めています。 可燃ごみの約6割が家庭から出る家庭系可燃ごみです。 ■可燃ごみ処理の流れ(熊取町環境センター) 各家庭や事業所から出されたごみはごみ収集車(塵芥車)が収集し、環境センターに運ばれてきます。 それらを安全に焼却・破砕し、最終的に埋立処分場へと送り出しています。 また、排ガス処理や浸出水管理など、目に見えない部分で環境負荷を最小化し、地域の生活環境を守ることで持続可能なまちづくりを支えています。 私が案内します。環境課 山本さん ●ごみ計量機 まずは回収されたごみを管理するために、ごみの計量を行っています ●ごみ投入 各家庭の可燃ごみは、ごみ収集車からごみピットに投入されます。 ピットには、約246トンのごみをためることができます。 分別された資源ごみは、環境センター内に集められ、その後リサイクル業者へ引き渡されます。 ●ごみクレーン・給じん装置 ごみピットに投入されたごみは、クレーンを用いて、給じん装置へ移されます。 給じん装置は、二軸スクリューで構成され、ごみを圧縮や折曲ることで燃焼できるサイズにして、焼却炉にごみを送ります。 ●焼却炉 焼却炉内部の温度は、800度以上に熱せられており、激しく旋回している砂中に投入され燃やされます。 この砂は、炉内の傾斜と旋回流で燃焼密度と熱分布が均一となり、安定した完全燃焼が可能です。 ●ろ過集じん器 発生する排ガスなどは、ろ過集じん器などを通ってクリーンなガスに処理されます。 また捕集灰は、飛散防止・二次公害の発生を防止するため水と重金属安定剤を加えた後に最終処分場へ搬出されます。 不燃物の一部も大阪湾フェニックスセンターへいくよ! ●大阪湾フェニックスセンター 近畿2府4県から発生する廃棄物を受け入れ、海面埋立処分を行っています。 埋立処分場には限りがありますので、現在ある埋立処分場を少しでも長く利用できるよう、ごみを減らしましょう。 ●搬入基地 焼却残さや灰などの廃棄物を集積・保管し、ここで種類ごとの仕分けや一時保管を行います。 現在、大阪・和歌山・兵庫の3府県において合計8か所の基地で廃棄物を受け入れています。 ●廃棄物運搬船 受入基準に適合した廃棄物のみを運搬船にのせ、搬入基地から埋立処分場へ飛散防止対策などを行って海上運送しています。 その際、大気質・騒音等の調査を実施しています。 ●埋立処分場 基地から運ばれたごみは、ダンプトラックで浮浅橋を渡って、埋立区域内の水の中に落とされます。 また、埋立地の汚れた水は、きれいにして海に流します。 ●土地利用 埋立によってできた新しい土地は、『湾岸(埠頭)』・『緑地(公園)』などに利用することで、地域の発展に役立っています。 ■これからも安心して暮らすために 私たちが出したごみは、ご覧のように多くの工程を経て、最終処分場の埋立地に運ばれており、それらの工程や施設の維持管理には多額の費用がかかっています。 収集や焼却、埋立てといった一つひとつの工程に人手や燃料が必要で、こうしたごみ処理費用は主に税金でまかなわれています。 生活の中で何気なく出しているごみ袋が、町の税の使い道に関わっていると考えると、少し身近な問題に感じられるのではないでしょうか。 毎日忙しく生活する中で「ごみのことまで考える余裕はない」と思う方もいるかもしれません。 特に家族が多い家庭では、どうしてもごみは増えがちです。 ですが、特別な取り組みを始めなくても、生ごみは水気を切って捨てる、資源になるものを分けるといった工夫だけでも、ごみは確実に減らせます。 いつもの暮らしの延長でできる小さな行動の積み重ねが、町の未来を支える力になります。 これを機に、将来の世代へ持続可能な社会を引き継ぐことを一緒に考えてみませんか? ■ひと家庭でごみを減らしたらこんなに削減 週2回、1回あたり1袋(注釈)1人あたり1日377グラム、4人家族の場合 45リットルの袋(約5キログラム)を、30リットルの袋(3.5キログラム)に減らした場合、1年で約156キログラムのごみの削減! ■4つの行動4Rで減らす ごみを減らすヒントの「4R」身近な工夫を紹介します。 1.リフューズ 断る マイバッグを持参 過剰な包装は断る 衝動買いを減らす ゴミになる前に買わないという選択 2.リデュース 減らす 週に一度は冷蔵庫の在庫をチェック 料理は作りすぎず、残さず食べる 生ごみの水分を切る・乾かす 臭いがしない ごみ焼却にかかる費用が減少(濡れたものを燃やすには、通常よりも燃料が必要) 生ごみを堆肥化する(町の補助制度あり) 3.リユース 再使用 他人に譲るか、リサイクルショップなどを利用する おいくら・ジモティーで減らす 『まだ使える』不要品を売る・譲渡する 熊取町では、ともに協定を締結しています! 4.リサイクル 再生利用 きっちり分別で減らす きっちり分別して資源として活かす 以上で2,3,4,5ページは終わりです。