広報くまとり 令和8年9月号 第904号 特集2,3,4,5ページ ★青年団の地域愛 熊取町の秋を鮮 やかに彩り、町全 体が熱狂に包まれ る『熊取だんじり祭り』。 11台の地車が豪快に駆け抜けるその熱気や迫力の中心には、法被姿で活躍する『青年団』の姿があります。 祭りの花形として観客を魅了する彼らですが、その活動は祭りだけではありません。  明治時代から約100年以上にわたり受け継がれてきた熊取の青年団。親睦協和・風紀改善・勤勉蓄積をつくる目的で結成されたそうです。  現在の青年団は清掃活動といった日常的な活動から、盆踊りや運動会など季節を楽しみながら町の活性化への貢献、防災関連イベントへの参加や夜警など町の安全を年間を通して支える活動を行っています。  今回は、そんな青年団のだんじりだけじゃない活動と地域に懸ける熱い想いに迫ります。 問い合わせ 熊取町青年団事務局(生涯学習推進課) (電話番号)453-0391 ●自治会連合会 会長 松藤 忠直 若い人たちが減っていく中、 熊取町の文化や伝統を絶やさないよう、 子どもたちに対して鳴り物体験の実施や伝承横山 音頭大会に参加するなど、青年団が色々考えてくれて います。青年団がいることで清掃活動や防災活動に参 加し、なにかあった際にも率先して活躍してくれるという 信頼感があり、とても心強いです。今でも色々頑張ってくれ ていますが、将来を担っていく世代だからこそ、区だけでは なく町にも青年団の活動を広げて、熊取町全体を盛り上げ ていってほしいです。 ●熊取町青年団 副団長 坂上 慶史  熊取町青年団 団長 阪上 敬一 今は昔と比べて地域コミュニティの つながりが薄くなっていると言われが ちですが、青年団は年齢関係なくさま ざまな世代の人と関わるので、まさに そのつながりを作る一番の場所だと思 います。地域の行事や人手が必要な時 に若者が進んで参加するので地域に安 心感や活気をもたらすことができてい ると感じています。  最初は「だんじりがすき」「友だちに 誘われたから」などの理由で青年団に 入る人が多いのですが、活動を通して 社会貢献や地域で活躍する力を育むこ とができると思います。熊取町の伝統 と文化を絶やさず、これからも守って いきたいと思います。 ●文化継承 盆踊りや運動会などの行事を実施し、子どもたちが地域の文化・交流に 親しめる機会づくりに取り組んでいます。  祭りの日以外にも、だんじりに触れることができる『だんじりふれあいイ ベント』を開催し、地域の伝統や魅力を身近に感じてもらえるよう工夫して います。参加した子どもたちは普段入ることのできないだんじりの中に入 れたり、太鼓を叩いたり、いつもは遠くから見ているだけのだんじりを間近 でみれるのでとても喜んでくれます。また、子どもたちが参加できる運動会 を実施し、世代を超えた交流の場としても大きな役割を果たしています。  夏の風物詩の盆踊りは熊取町に古くか ら伝わる横山音頭を受け継ぎ、地元の伝 統文化を楽しみながら熊取町に笑顔とに ぎわいをもたらしてくれます。  こうした活動は、未来を担う子どもた ちが地元にもっと関心を持ち、地域に受 け継がれてきた伝統文化を次世代へ伝え るきっかけとなっています。 ●地域防災 地域の安全・安心を守るため、防災訓練へ積極的に 参加し、災害時に備えた防災意識の向上に努めてい ます。また、年末には「火の用心」と声を掛けながら地 域を巡回する夜警活動を実施し、火災予防の啓発や 防犯意識の向上にも取り組み、安心して暮らせる地 域づくりに貢献しています。   ●清掃活動 熊取町の美化活動にも積極的に取り組み、墓地や公 園などの清掃から、道路にはみ出した木の枝や雑草を 刈ったり、その地域の特性にあった清掃活動を年間を 通して行っています。ごみ拾いや環境整備を通じて、住 みよいまちづくりに貢献するとともに、交流を深め、安 心して暮らせる環境づくりを進めています。 以上で特集2,3,4,5ページは終わりです。