広報くまとり 令和2年1月号第824号 7面 ☆介護保険 ●介護保険制度について  介護保険の被保険者は、65歳以上の方(第1号被保険者)と、40から64歳までの医療保険加入者(第2号被保険者)に分けられます。 ※第2号被保険者は、40~64歳までの健康保険組合、全国健康保険協会、市町村国保などの医療保険加入者(40 歳になれば自動的に資格を取得し、65歳になるときに自動的に第1号被保険者に切り替わります)です。  介護保険の財源は、国や自治体の公費と、40歳以上の方に納めていただく保険料でまかなわれます。 ○第1号被保険者が負担する介護保険料  町で介護保険のサービスに必要な費用をもとに決定し、特別徴収(年金から天引き)または普通徴収(納付書などでの支払い)で納めていただきます。 ○第1号被保険者の介護サービス利用  原因を問わず介護や支援が必要となったときに、要介護(要支援)認定を受けることで介護サービスを利用することができます。 ○第2号被保険者が負担する介護保険料(40歳になった月から徴収) ①会社などで健康保険に加入している場合  介護保険料は、健康保険料といっしょに徴収されます。  なお、介護保険料は医療保険料と同様に、原則、被保険者と事業主で半分ずつ負担します。 ②国民健康保険に加入している場合  介護保険料は、国民健康保険の保険料といっしょに徴収されます。 ○第2号被保険者の介護サービス利用  第2号被保険者は、加齢にともなう疾病(特定疾病)により介護や支援が必要となったときに、要介護(要支援)認定を受けることで介護サービスを利用できます。  くわしくはお問い合わせください。 ※特定疾病とは、がん(末期)/関節リウマチ/筋萎縮性側索硬化症/後縦靭帯骨化症/骨折を伴う骨粗鬆症/初老期における認知症  /進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症およびパーキンソン病/脊髄小脳変性症  /脊柱管狭窄症/早老症/多系統萎縮症/糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症および糖尿病性網膜症  /脳血管疾患/閉塞性動脈硬化症/慢性閉塞性肺疾患/両側の膝関節または股関節に著しい変形をともなう変形性関節症の16 項目です。 【問い合わせ】 ・介護保険制度全般について 介護保険課 電話452・6297 ・国民健康保険に加入している第2号被保険者(40から64歳まで)の介護保険料について  保険年金課給付資格グループ 電話452・6183 ※国民健康保険以外の介護保険料については、各健康保険者へお問い合わせください。 ●ご存じですか?介護予防・日常生活支援総合事業  町では65歳以上の人を対象に、一人ひとりの生活に合わせた柔軟な介護予防のためのさまざまなサービスを提供しています。  その中には例えば、民間企業やボランティアが訪問し、掃除や洗濯などの生活援助をおこなうものや、事業所に通い、体操や運動をおこなうミニデイサービスがあります。  このサービスは、従来のものに比べ、専門職種の訪問(配置)が義務付けされていませんが、その分利用料が安価となっています。  まずは、介護保険課または地域包括支援センターやさかにご相談ください。 【対象】 ①介護保険の要介護認定で「要支援1」「要支援2」に認定された方 ②生活機能の低下がみられ、要支援となるおそれがある高齢者と認定された方 【問い合わせ】 ・介護保険課 電話452・6298 ・地域包括支援センターやさか 電話453・8330 ●ひまわりカフェで、楽しいひとときを  ひまわりカフェは、認知症の方やその家族、地域にお住まいの方々など、どなたでも参加できる集いの場です。  専門職による相談もおこなっています。気軽にご参加ください。  1月のひまわりカフェは2か所でおこないます。 【日時】1月8日(水曜日)午後2時30分から4時 【場所】老人福祉センター2階 【内容】ヘルストロンの利用の仕方 講師:株式会社サンオート 今中誠 氏 【問い合わせ】熊取町シルバー人材センター 電話452・8753 【日時】1月11日(土曜日)午後1時から3時(講義:午後2時から2時30分) 【場所】ライフケアながやま 【内容】①カフェ、体力測定、介護・栄養・リハビリなどの相談支援     ②講義:介護保険について 講師:主任介護支援専門員 【問い合わせ】ライフケアながやま 佐古 電話453・1580 ●高齢者実態調査にご協力をお願いします!  町では「高齢者が尊厳を持ち、住み慣れた地域で安心し健やかに暮らせるまちづくり」に向けて、令和3から5年度までの3か年の「いきいきくまとり高齢者計画2021」(第8期計画)を策定します。この計画の策定にあたり、高齢者の状況や地域づくりの場への参加意向などのニーズを把握するために高齢者実態調査(アンケート)を実施しますので、ご協力お願いします。 【対象】①令和元年12月時点で要支援等認定を受けている方     ②65歳以上の方で要介護認定および要支援等認定を受けていない方から無作為に抽出した1,000人 【実施時期】1月下旬から2月下旬(予定)  【実施方法】郵送による配布・回収 【問い合わせ】介護保険課 電話452・6298 ☆障がい福祉 ●知的障がいへの理解を深めるために  知的障がいは、知的な発達の遅れにより、社会生活への適応のしにくさがあります。  複雑な会話や抽象的なことを理解すること、読み書き計算、自分の考えや気持ちを表現することが苦手といった特徴があります。  障がいのあらわれ方には個人差があります。 ○こんな配慮をお願いします ・ゆっくり穏やかな口調で声をかけましょう。 ・言葉だけでなく、絵や写真などを合わせて提示することで、うまく伝わることがあります。 ・子ども扱いせずに、その人の年齢に応じた対応をしましょう。 ・支援者がいっしょにいても、必ず本人の意思を確認しましょう。  障がいの状況は一人ひとり違います。周囲の人たちが正しく理解して、いっしょに過ごしやすい環境をつくることが大切です。 【問い合わせ】障がい福祉課 電話452・6289 FAX:453・7196 ●障がい者手帳をお持ちの方へ 住所や氏名などが変わったときは、法令により「居住地等変更届」の提出が必要です  マイナンバーを使った情報連携により、ほかの手続きをおこなう際に、障がい者手帳(身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳)のコピーの提出が不要となる場合がありますので、障がい者手帳の情報は、正しく届け出してください。 【問い合わせ・提出先】障がい福祉課 電話452・6289 FAX:453・7196 ●手話ワンポイントレッスン「きれい」  左手の平に右手の平を重ねてから右手を右方向にスライドさせる。 欄外記事  町税・国民健康保険料・後期高齢者医療保険料・介護保険料の納期内納付にご協力ください。  納付は便利な口座振替を~キャッシュカードでも手続きができます~ 以上で7面は終わりです。