広報くまとり 令和3年2月号第837号 2、3ページ 特集 ☆子どもたちの未来のために今できること 未来を救うことができるのは私たち一人ひとりの行動  近年、全世界で発生する強い台風や集中豪雨などの極端な気象を引き起こす気候変動の問題や貧困、不平等などを解決し、 2030年までに、世界中の全ての人が、幸せな生活ができるようにと決めた世界共通の目標『SDGs(持続可能な開発目標)』の実現に向け、 熊取町は「熊取町気候非常事態宣言」を表明しています。子どもたちの未来のために、できることから始めませんか? 〇気候変動の影響が大きくなる危機的状況の中、「熊取町気候非常事態宣言」を表明し、周知啓発や、プラスチックごみの抑制などに 取り組んでいます。 ●熊取町気候非常事態宣言(令和2年5月25日) 1.気候変動の非常事態に関する住民への周知啓発に努めるとともに、  4R(Refuseリフューズ:ごみの発生回避・Reduceリデュース:ごみの発生抑制・Reuseリユース:再使用・Recycleリサイクル:再資源化)の  啓発・教育に積極的に取り組み、併せて海洋汚染原因となるプラスチックごみの抑制に努めます(4RについてはP.10参照)。 2.省エネルギーの推進や再生可能エネルギーの活用を促進し、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることを目指します。 3.森林などの豊かな自然環境を守り、二酸化炭素の抑制に取り組むことにより、良好な自然循環の実現を目指します。 4.気候変動の影響に対応するため、災害に強いまちづくりを推進します。 〇町では、プラスチックごみと食品ロスを減らす様々な取り組みを『熊取町エコプロジェクト』として実施しています。 ●プラスチックごみ問題  不用意に捨てられたレジ袋やペットボトルなどは、河川などを通じて海へ運ばれ、深刻な海洋汚染を引き起こしており、 プラスチックごみの削減が国際社会で求められています。  町では「くまとりプラスチックごみゼロ宣言」(平成31年2月)を行い、プラスチックごみの削減に取り組んでいます。 ■エコバッグの普及啓発 本町では、いつでも携帯しやすいよう、コンパクトなキーホルダー式のオリジナルのエコバッグを作成しました。 ●食品ロス問題  日本では、まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」が年間なんと646万トン(1人当たり毎日お茶碗1杯分)も! ■フードドライブの実施  この食品ロスを削減し、「もったいない」を「ありがとう」に変える取り組みとして、フードドライブ(食品回収窓口)を町内各公共施設に 設置しています。   問い合わせ 環境課 電話452・6097 以上で2、3ページは終わりです。