広報くまとり 令和3年5月号第840号 2、3ページ ☆GIGAスクール始まる! 子どもたち一人ひとりに個別で最適化された学びの実現へ 文部科学省が【令和時代のスタンダード】として1人1台の端末と学校での高速大容量ネットワークの整備を中心に全国一律のICT環境の整備を図っています。 〇GIGAスクールくまとり 本町では町立全小中学校の子どもたち一人ひとりにクロームブックを配備し、新しいまなびのカタチづくりをめざして「GIGAスクールくまとり」を始めました。  ドリル教材やWEBフィルタリング、授業支援システムなどをあわせて、子どもたち、先生たちが使いやすく、安全なシステムであるクロームブックを採用しました。  また、各教室・体育館や運動場でのWi−Fi環境や校内ネットワーク整備、中学校では65型の大型モニターを設置しました(小学校はすでに42型の大型テレビを設置しています)。  本町では「すぐにでも」「どの教科でも」「だれとでも」を合言葉に、ノートや筆記用具のように身近なものとして、使ってもらえる環境づくりをめざします。 〇これから学校や家でどんなことができますか? ●ネット検索による調べ学習や、写真や動画が記録しやすくなります。 ●グループ学習では、自分の意見の発表や他人の意見を比べたり、共有したりすることが簡単になります。様々な意見の集約が可能となり、深い学びにつながることが期待できます。 ●ドリル教材やプログラミングソフトを利用し、一人ひとりが自分のペースで進めることができます。 ●将来的には、自宅への持ち帰りを実現することにより、宿題や家庭学習に活用することができます。家庭への連絡手段としての活用やオンライン学習への取り組みについても検討していきます。 〇授業が始まって 熊取町立中央小学校 山本 健悟 先生 子どもたちは思っていた以上に早くクロームブックに慣れ、インターネットで調べ学習をしたり、スライドでプレゼンテーションをつくったりと、どんどん活用を進めています。 授業での活用方法などについて職員室で情報交換をし、教材研究を進め、もっと分かりやすくて楽しい授業ができるようにしたいと思います。 〇ICT支援員を配置しています GIGAスクールの整備にあわせてICT支援員が各学校を巡回し、授業づくりの支援をしています。子どもたちが操作がわからない時も助けてくれます。 〇学校の無線Wi-Fiは災害時にも使えます 学校の無線Wi-Fiについて、停電していない場合は、災害発生時などの避難所の開設の際、一般向けに開放する予定です。 〇一人一台の端末をはじめて使った子どもたちの声 ・2次元コードを読むときに、画面が1回転してタブレットみたいな形になってびっくりしました ・パソコンが苦手でうまく使えるか心配だったけど、画面を直接さわることができて簡単でした ・いままで使っていたパソコンより検索したらすぐに出るからとても便利です ・一人ひとりにパスワードがあって驚きました 以上で2、3ページは終わりです。