広報くまとり 令和3年3月号第838号 4,5ページ 特集 ☆最期まで自分らしく暮らし続けるために ●最期まで自分らしく暮らし続けるために 〇人生会議【ACP(アドバンス・ケア・プランニング)】をしてみませんか? 人生会議とは、自分が望む人生の最終段階における、医療やケアについて前もって考え、 家族や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取り組みのことです。 大切な人といっしょに話し合ってみませんか? 2020年実施 本町65歳以上の方(有効回答1,179人)を対象に調査しました 質問1:人生の最期を迎える時の暮らし方の希望   3割以上の方が、自宅で過ごしたいと考えているよう。  その一方で4割を超える方が、自分が今後どのように暮らしたいかをイメージできにくい様子がうかがえます。  そこで、【人生会議(ACP)】をして、自分のこれからの生き方を一度考えてみてはいかがでしょうか? 質問2:住み慣れた地域で暮らし続けるために   専門機関が連携することや、相談窓口が欲しいといった希望がともに5割を超えています。  本町では町内の医師、歯科医師、薬剤師、看護師、ケアマネジャー、介護事業所の専門職等の多職種が連携して、  熊取町医療介護連携ネットワーク(通称:ひまわりネット)で、在宅医療や在宅介護等の課題解決に取り組んでいます。 〇人生会議の進め方  人生の最期まで『のぞむ生き方』ができるように STEP1:考えてみましょう  ・これからの人生で、大切にしたいことは?  ・最期はどこで、どのように迎えたい? など STEP2:あなたの思いを伝えてくれる人を選びましょう  ・あなたの希望を尊重できる人、信頼できる人を選びましょう  ・一人でも、複数人でも、家族でなくても構いません STEP3:かかりつけ医に質問しましょう  ・医師に健康状態や病気に関する、予想される経過や治療について聞いてみましょう STEP4:話し合いをしましょう  ・医療や生活に関する希望や思いを身近な人たちと話し合いましょう  ・しっかり話し合うことで、お互いの理解が深まることにつながります STEP5:書き留めておきましょう  ・話し合ったことは記録に残して、その都度見直しましょう 繰り返し話し合いましょう 希望や思いは、変化することもあります ※インターネットで…厚生労働省 人生会議 検索、大阪府 人生会議 検索 でも可能です 図書館で人生会議(ACP)に関する本を3月24日(水曜日)まで展示しています お立ち寄りの際には、手に取ってご覧ください。 皆さんを支援する方が身近にいるのをご存じですか 熊取町地域包括支援センターやさか 電話453・8330 介護保険課 電話452・6298 本町では、さまざまな専門職がひまわりネットで連携しています。 在宅医療や在宅介護等に関して、困ったことがあるときは、町内の医療機関や薬局、介護事業所、熊取町地域包括支援センターなどに 気兼ねなくなんでも相談しましょう。 以上で4,5ページは終わりです。