史跡内で現状変更を実施する皆様へ

平成25年10月17日、熊取町大字野田や大字大久保にある雨山(312メートル)から、泉佐野市土丸の城ノ山(287メートル)の広範囲に跨る山城が、土丸・雨山城跡と命名され国史跡 日根荘遺跡の一つとして追加指定されました。

史跡指定地内では、史跡及び史跡の価値を損なうような行為を未然に防ぐために、法律によって現状変更行為に規制がかけられていますので、下記のような現状変更等を実施する際は、その行為の大小に拘らず、文化庁長官または大阪府教育委員会に「現状変更等許可申請書」を提出し、許可を受ける必要があります。

まずは、史跡の範囲に入っているか、また、計画中の工事等の行為が現状変更に該当するか、下記の窓口でご確認ください。
なお、泉佐野市域の場合は、泉佐野市教育委員会でご確認ください。

現状変更にあたって許可申請の手続きが必要な行為

1. 土地の掘削、盛土、切土などの地形の変更
2. 建築物の新築、増築、改変または除却
3. 工作物の設置、改修または除却
4. 道路・水路の改修
5. 木竹の伐採、植栽
6. 地中埋設物の設置、改修または除去
7. その他史跡の保存に影響を及ぼす行為

提出書類

現状変更変更許可申請書 3部

添付書類

1. 現状変更を行う箇所の地図、及び周辺の広域の地図
2. 現状変更前の現況写真（現状変更前の状態を示します）
3. 現状変更等の設計書類（現状変更後の状態を示します）

 （終了時） 現状変更終了報告書 3部

処理期間（目安）

比較的大きな現状変更…約3ヵ月で許可（文化庁許可）
比較的小さな現状変更…約1ヵ月で許可（大阪府許可）