くまとり地域教育協議会の活動

くまとり地域教育協議会は、多くのボランティアの方にご協力いただいて、次のような事業を実施しています。

 子ども見まもり隊の方は令和2年3月末時点で234名。朝夕の登下校時間に通学路で子どもたちを見守っています。立ち番やパトロールだけでなく、庭の水やりをしたり、近所を散歩していただいたりすることも犯罪の抑止につながります。子どもたちが安心して学校に通えるよう、見まもり隊の活動にご協力ください。

子ども見まもり隊にご登録いただいた方には、子どもの見守りを象徴する標語を掲げた缶バッジをお渡ししています。見守り活動時に着けていただくことで、子ども見まもり隊同士の連帯感が生まれ、地域で子ども達を見守っていこうという団結力も生まれます。缶バッジは、子ども見まもり隊の方をはじめ、関係の皆様に配付しています。

学校で行われる様々な活動を地域で支えることを目的としています。例えば、農業体験における農業指導、地域の方と共同で行う地域清掃などがあります。

 くまとり地域教育協議会の活動を知ってもらうために、年に1回広報チラシの「MET（メット）くまとり」を発行しています。

 また、夏休みや春休み期間中に熊取町内で行われる子ども向けイベントをお知らせするため、「こどもMET（メット）くまとり」を発行しています。

 くまとり中ブロック地域教育協議会は、熊取中学校区を活動範囲としており、その中には熊取中学校、中央小学校及び西小学校が含まれます。

毎年、夏休み中にPTAと教職員、青少年指導員及び教育委員会の職員によるパトロールを実施しています。町の広報車による生徒への呼びかけも併せて実施し、地域と学校、行政が一体となって非行防止に努めています。

 中央小では地域の農家の方に協力いただき、農業体験を行っています。6月に田植えを、10月には稲刈りをし、秋の実りをたくさん収穫しました。子ども達は、農家の方の苦労を体験することができました。

 大阪体育大学 健康福祉学部の協力を得て、車いす・アイマスク体験を実施しました。児童は車いすとアイマスクを使用することにより、障がいを疑似体験しただけでなく車いすの使用者と目の不自由な方への配慮や手助けの方法を学びました。

 くまとり北ブロック地域教育協議会は、熊取北中学校区を活動範囲としており、その中には熊取北中学校及び北小学校が含まれます。

 熊取北中学校では、毎年「クリーン北中」を実施し、校舎内はもちろん校区内の美化活動を通じて、地域貢献に取り組んでいます。普段見慣れた公園や通学路などを掃除することで、生徒たち同士の交流も深めることができ、より良い学年集団づくりにもつながっています。

長池オアシス管理会の協力を得て、ハスの生態や育て方を学習しました。児童たちはハスの茎に息を吹き込むとストローになると教えてもらい、大変驚いた様子でした。また、ハスを管理会から一株分けていただいたのでその観察にも励んでいます。

 くまとり南ブロック地域教育協議会は、熊取南中学校区を活動範囲としており、その中には熊取南中学校、南小学校及び東小学校が含まれます。

熊取南中学校では町内の様々な店舗や事業所の協力を得て、職業体験を実施しました。仕事を体験することで働くことの楽しさや厳しさを体験し、将来の進路設計への重要な判断材料のひとつとなります。

毎年、高田地区まで足を運び、NPO法人グリーンパーク熊取の協力を得て川探検を実施しています。網を使って捕まえた魚やエビを透明な水槽に入れて観察を実施し、自然に関する知識や理解を深めました。

南小学校の周囲には自然が豊富にあり、子どもたちにとって活発に活動し、学習できる環境があります。その自然をNPO法人グリーンパーク熊取の皆さんとともに散策し、また虫捕りの先生になっていただくことで、より自然に親しむことができるようになりました。