「熊取町第4次総合計画」に関する策定方針

策定趣旨

  • 本町では、地方自治法に基づき、昭和60年に最初の総合計画を策定し、以降、現行計画まで2回の改定を行い、行政運営の総合的な指針として、まちづくりの基本的な方向性を総合計画で示してきました。
  • 現在、熊取町第3次総合計画に基づき、“みんなが主役「やすらぎと健康文化のまち」”の実現に向けた施策に取り組んでいるところであるが、同計画については、平成29年に目標年次を迎えます。
  • 本町は、大阪都心部への良好なアクセスと豊かな自然環境に恵まれた“トカイナカ”と呼ぶにふさわしい住環境のもと、また、高い加入率を誇る自治会を核とした、住民や町内大学等をはじめとする多様な関係者との協働によるまちづくりの取組により、大都市近郊のベッドタウンとしてまちの魅力を拡充してきました。
  • しかしながら、我が国における少子高齢化社会の進展と人口減少時代の到来が不可避の状況にあり、本町においても人口が微減傾向にある中、都市間競争において優位性を確保するという理念のもと、地域の特長を活かした魅力あるまちづくりが求められます。
  • そこで、人口減少社会を乗り越え、将来にわたり活力ある地域社会を維持するため、本町の総合的かつ計画的な行政運営の指針を示し、また、住民にまちづくりの長期的な展望を示すべく、次期総合計画を策定するものとします。
  • なお、平成23年5月の地方自治法改正により総合計画策定の義務付けは廃止されましたが、前述のとおり、まちづくりの展望等を示す計画が必要であるため、引き続き、総合計画の策定を行うものです。

地方創生との関係

  • 本町の地方創生における基本目標、施策の基本的方向性及び具体的な施策をまとめた「熊取町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を平成27年10月に策定し、人口減少・少子高齢化社会が進展する中、将来にわたり活力ある地域社会を維持するため、平成31年度までの5年間の取組として様々な施策を展開しています。
  • また、同戦略については、本町における今後の人口の将来展望を踏まえ、住民代表、大学、産業界等の関係者で構成する「まち・ひと・しごと創生推進会議」において広く意見聴取するとともに、住民アンケート及びパブリックモニター制度に基づく意見聴取を行った上で策定されたものです。
  • これらのことから、総合計画の策定趣旨に近い目的で策定された同戦略との整合性を確保するとともに、効率的・効果的に総合計画の策定手続を進めるため、同戦略策定における住民アンケート等の手続を総合計画策定の手続の一部とみなします。

(「熊取町まち・ひと・しごと創生総合戦略」については、下記リンク先をご参照ください。)

「熊取町まち・ひと・しごと創生総合戦略」表紙

総合計画の構成

本町の目指す将来像や施策の大綱を定める「基本構想」、基本構想の施策大綱に沿った基本施策の方向性と重点施策を定める「基本計画」及び具体的な事務事業を定める「実施計画」の3層で構成します。

総合計画の目標年次

総合計画が、総合的かつ計画的な行政運営の指針及びまちづくりの長期的な展望を示すものであることから、平成30年を基準年次とし、平成39年を目標年次とする10年間の計画とします。

策定に向けた取組、策定スケジュール

「第4次総合計画」策定までの全体スケジュールについては、以下のPDFファイルをご参照ください。

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ファックス:072-452-7103
〒590-0495
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