学童保育所の指定管理者候補者を随意選定で行います

 令和4年度から向こう5年間における、熊取町学童保育所の指定管理候補者の選定について、「指定管理者制度に関する運用指針」に基づき選定方法を検討した結果、施設の性質や設置目的、利用者からの評価等に照らし、現行の指定管理者が管理を代行することで利用者のサービスの向上と効果的かつ効率的な運営が期待できるため、公募によらず、特定の者を指定管理候補者とする方法(随意選定といいます)と決定しました。

 なお、随意選定の理由をつぎのとおり公表します。

【随意選定の理由】

  1. 学童保育所は、単なる学童保育所の施設管理ではなく、また、家庭保育できない児童を預かるだけでなく、放課後における児童の成長の一翼を担う役割も負っている。
     よって、提供サービスには高い専門性及び支援員と児童・保護者との強い信頼関係や継続的かつ密接な関係性が求められる。
  2. 現指定管理者は、本町の学童保育事業において年40年以上にわたって事業を展開しており、経験豊かな専門性の高い支援員が多く在籍し、保護者との信頼関係も長年にわたり構築されている。
  3. さらに、本町のファミリーサポートセンターの運営を担うなど、本町の各種子育て支援施策において深く寄与している。
  4. 公募により現行の指定管理者が変更になった場合、支援員も変更になることから、児童・保護者の不安が大きく、心理面での影響や負担が懸念される。

 また、コロナ禍においては支援員不足がより一層大きな課題になっていることから、学童保育所条例で定める支援員の配置基準を維持するには、現行の指定管理者が担うことが必要である。

 上記の観点については、令和2年12月熊取町議会定例会において採択された請願や、熊取町指定管理者制度評価委員会からの指定管理者制度の運用についての提言においても明確化されていることから、学童保育が、継続的かつ密接な人的関係と、その安定的な保持を基礎としていることを勘案し、熊取町学童保育所の指定管理者の選定については、随意選定とするもの。

 ただし、随意選定を行うにあたっても、公募の場合と同様に、業務範囲や要求水準等を示した要項を、指定管理者選定委員会の審議を経て決定する。

 さらに、要求水準等については、住民への高い説明責任の観点から、公募の場合に比して多くの要求項目や高い要求水準を設定する。

 また、指定申請書類の提出を求め、選定委員会での審査・選考を経て指定管理者候補者として選定する。

指定管理の期間:令和4年4月1日~令和9年3月31日の5年間

この記事に関するお問い合わせ先

保育課(保育グループ)

電話:072-452-6293
ファックス:072-453-7196
〒590-0451
大阪府泉南郡熊取町野田1丁目1番8号(熊取ふれあいセンター3階)

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