ヤングケアラーを知っていますか?
ヤングケアラーとは?
ヤングケアラーについては、法令上の定義はありませんが、「本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話・介護などを日常的におこなっている子ども」とされています。

もしかして・・・? と、思ったら
子どもが家族のケアやお手伝いをすること自体はとても良いことです。
けれど、そのことが過度な負担になり学校生活などに支障が出たり、子どもらしい生活が送れないなど様々な問題が生じる恐れがあります。
国の調査では、8割以上の中高生が「ヤングケアラー」を知らない、また、言葉を知っていても自分自身がヤングケアラーだと気付いておらず、相談や支援につながらないことがあります。
「家族内のことは家族で対応するもの」、「家族の世話をしていることを知られたくない」など、外からは気づきにくく、支援につながっていない場合もあります。
もしかして・・・?
そういえば!
「家族のお世話を頑張りすぎているんじゃないかな?」、「家族に代わって、料理や洗濯などの家事をして負担が大きいのでは?」など、身近な子どもが「ヤングケアラーかも?」と気になったときは、子育て支援課など身近な関係機関にご連絡ください。連絡者の個人情報は守られますので、安心してご連絡ください。匿名での相談や連絡もお受けします。
自分はヤングケアラーかもしれないと感じたら、学校の先生や親戚の人、友達など信頼できる相手に相談してみましょう。
熊取町の状況
熊取町では、家庭の中で抱える悩みや困りごとなどを聞かせていただき、その解決に必要な支援策の検討をおこなうため、令和3年度に町立小学校の5・6年生及び中学生を対象に「ヤングケアラーの観点での生活実態に関するアンケート」を実施しました。
アンケート結果
「ヤングケアラーの観点での生活実態に関するアンケート」調査結果(PDFファイル:142.7KB)
これからも、ヤングケアラーの支援に向けて啓発・相談体制の充実に努めます。
関連リンク
この記事に関するお問い合わせ先
子育て支援課(子育て支援グループ)
電話:072-452-6814
ファックス:072-453-7196
〒590-0451
大阪府泉南郡熊取町野田1丁目1番8号(熊取ふれあいセンター2階)