部活動の活動方針

 熊取町立3中学校は、熊取町教育委員会の平成31年度「熊取町運動部活動の在り方に関する方針（平成30年12月）」を踏まえて、以下のように活動方針を定めます。

1．部活動の意義・目的

• 生徒の自主的、自発的な参加により行われる部活動については、心身の成長が著しい生徒が、自らの興味や関心等を深く追求し、それぞれの個性や能力を主体的な取組によって伸長したり、学年や学級の枠を超えて、仲間と切磋琢磨しながら、励ましたり協力したりする中で、社会性や人間性を育むという人間形成に資するものです。
• 部活動は、中学校3年間だけでなく、生涯にわたってスポーツや文化に親しんだり、楽しんだりすることができる資質・能力の育成を図るものです。

2．運営について

• 部顧問は、年間及び毎月の活動計画を立て、計画的な活動を行います。
• 管理職は定期的に活動計画を確認する等、各部の活動内容を把握するよう努める。また、生徒が安全に活動をできるよう、かつ、教員の負担が過度にならないよう、原則、複数顧問の配置を行います。

• 週当たり2日以上の休養日を設けます。
• 平日は少なくとも1日は休養日とします。
• 土曜日及び日曜日は少なくとも1日以上を休養日とする。土曜日及び日曜日に大会参加等で活動した場合は、休養日を他の日に振り替えます。
• 長期休業日の休養日の設定は、学期中に準じた扱いを行う。また、生徒が十分な休養を取ることができるとともに、部活動以外にも多様な活動ができるよう、ある程度長期の休養期間を設けます。
• 一日の活動時間は、長くとも平日では2時間程度、学校の休業日では3時間程度とします。但し、練習試合等の場合は生徒や部顧問の負担が過度にならないよう十分に配慮し、計画的に実施します。
• 終日実施される大会や練習試合、イベント等の参加においては、生徒の健康に十分配慮して休憩時間を適切に設定し無理のないように活動するとともに、その後に休養日を設けます。また、定期テストや学校行事等の学校生活に支障のないように配慮するとともに、今後も日程の見直しや分割開催等を積極的に検討します。

安全指導の充実

• 生徒は一人ひとり発達段階、体力、習得状況が異なることから、部顧問は、生徒への心身の健康管理に留意し、合理的でかつ効率的、効果的な活動を行う。特に十分に活動に慣れていない1年生や定期テストや長期休養後の活動、夏季の活動については配慮します。
• 指導にあたっては、体罰はもとより、生徒の人間性や人格の尊厳を損ねたり否定したりするような発言等がないよう留意します。
• 管理職及び部顧問は、施設・設備・用具の安全点検を実施し、常に安全を確認する。また、生徒自身が安全や健康に関する知識や技能を身につけるよう指導します。