第3期熊取町一般廃棄物処理基本計画

  近年、世界的な資源制約の顕在化、災害の頻発化・激甚化、人口減少・少子高齢化に伴う地域経済衰退、 ライフスタイル・ビジネススタイルの変化など、 廃棄物処理・リサイクルを取り巻く状況は大きく変化しており、また、2050年までの脱炭素社会の実現を始めとする地球環境問題への対応も必要となっています。
  
   現在の廃棄物処理においては、廃棄物の量的な増大や質的な多様化に伴う深刻な問題が多く、環境への負荷を低減させることが求められています。これは、「大量生産・大量消費・大量廃棄」を基調とした近年の経済活動やライフスタイルが背景となっており、環境負荷を低減するためには、循環型社会の形成が必要不可欠です。

  資源・製品の価値の最大化を図り、資源投入量・消費量を抑えつつ、廃棄物の発生の最小化につながる経済活動全体の在り方は循環経済(サーキュラーエコノミー)といわれ、 循環経済への移行を目指すことは、世界の潮流となっています。
  
  一方、生活排水処理に関しても、水環境保全の観点から下水道整備や浄化槽設置を推進していますが、 近年における生活様式等の変化に伴い、 し尿や生活雑排水等の生活排水も質的、 量的に変化していることから、 これらに応じた生活排水の適正な処理が不可欠となっています。


  熊取町では、循環型社会形成の実現に向けた一般廃棄物(ごみ・生活排水)の排出抑制や減量化・再資源化及び適正な処理・処分を計画的に推進していくための方針、方向性等を明確にした「第2期一般廃棄物処理基本計画(ごみ処理基本計画・生活排水処理基本計画)」(平成26年3月策定、平成31年3月中間見直し、計画目標年次:令和5年度)に基づき施策を実施してきました。 今回、第2期計画が令和5年度に期間満了を迎えましたので、その基本的な方針、方向性を維持しつつ、環境・経済・社会情勢の変化に対応すべく、熊取町廃棄物減量等推進審議会の答申を踏まえ、 実態に即した計画を令和6年3月に策定しました。

 

答申書の提出 上田会長と藤原町長

答申書の提出 上田会長と藤原町長

 

答申書提出後の審議会風景

答申書提出後の審議会風景

 

第3期熊取町一般廃棄物処理基本計画の基本的な考え方を次に示します。

計画の基本的な考え方(PDFファイル:404.6KB)

 

第3期熊取町一般廃棄物処理基本計画

 

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