特定外来生物クビアカツヤカミキリについて

クビアカツヤカミキリ

原産地:中国、朝鮮半島など

体長:2~4センチメートル(成虫)

特色:からだ全体がツヤのある黒色

胸部(頭部の下)が赤色

発生時期:6月から8月

クビアカツヤカミキリは、サクラ、モモ、ウメなどのバラ科の樹木に産卵(1個体あたり300個以上)します。

ふ化した幼虫は、樹木の内部を食い荒らし、さなぎを経て、成虫になります。寄生された樹木は、衰弱し枯死します。

枯れた枝が落ちてケガをするおそれがありますので早めの対策が必要です。

早期発見・早期駆除にご協力ください。

成虫

サクラなどの樹木を守るには、クビアカツヤカミキリを早期に発見し、駆除することが必要です。  

成虫を発見した場合は、殺虫剤の散布や踏みつぶすなど、その場で駆除してください。成虫は飛ぶので、速やかに駆除(捕殺)してください。飛んで逃げてしまうと、さらに被害が拡大します。

クビアカツヤカミキリは、2018年1月に特定外来生物に指定されたため、飼育や生きたまま持ち運ぶことは違法となるのでご注意ください。

クビアカツヤカミキリの成虫の写真

クビアカツヤカミキリの成虫((地独)大阪府立環境農林水産総合研究所より写真提供)

幼虫

幼虫を発見するには、樹木の孔(あな)から排せつされるフラス(排せつ物)を見つけることが重要な手がかりとなります。 フラスは、4月~10月ごろに活発に排出されます。

フラスとは、幼虫が排出するフンと木くずの混ざったものです。

フラスの色は、茶色や茶褐色。

1.排出直後のフラスは、ミンチ状・かりんとう状につながっています。

2.根元に大量のフラスが溜まっています。 サクラの木の幹や根元をよく観察してください。フラスが見つかるかもしれません。

.

 

クビアカツヤカミキリの成虫のフラスの写真

クビアカツヤカミキリの幼虫のフラス((地独)大阪府立環境農林水産総合研究所より写真提供)

クビアカツヤカミキリの幼虫のフラスの写真

クビアカツヤカミキリの幼虫のフラス((地独)大阪府立環境農林水産総合研究所より写真提供)

この記事に関するお問い合わせ先

環境課(環境グループ[企画担当])

電話:072-452-6097
ファックス:072-452-7103
〒590-0495
大阪府泉南郡熊取町野田1丁目1番1号(役場本館1階)

メールフォームでのお問い合わせ