<成年年齢18歳に>クレジットカード利用の注意点

民法が改正され、2022年4月から成年年齢が20歳から18歳に引き下げられます。

これにより、親などの同意がなくても、自分の意思で様々な契約ができるようになります。(未成年者取消権が公使できなくなります。

それに付け込んで、成年に達したばかりの若者をねらう悪質な事業者は少なくありません。

トラブルに合わないために、契約に関する様々なルールを知ったうえで、契約をするときには十分に契約の内容やリスクを理解し、その契約が本当に必要か、無理なく支払えるかなどをよく考え、家族など周囲の人の意見も聞いた上で、慎重に行うようにしましょう。

(以下、国民生活センター「くらしの豆知識」より参照)

 

おかしいと思ったり、心配なことが起きた場合は、一人で悩んで深みにはまる前に、すぐに熊取町消費生活センターまでご相談ください。

<問い合わせ>

熊取町消費生活センター(熊取町役場 産業振興課内)

電話  072-452-6085(相談受付:月~金13時00分~16時00分 祝日除く)

クレジット契約のしくみ

クレジット契約は、後で支払いができるという消費者の「信用」に基づいた契約で、消費者・クレジット会社・販売店の三者間で結ばれます。

  1. 消費者がカードを使う。
  2. クレジット会社がその代金を販売店に立て替えて支払う。
  3. クレジット会社が後で消費者から代金を回収する。

このような仕組みになっています。そのため、カードを作るときには、消費者に安定した収入があるかなど、支払い能力の審査があります。

 

カードの利用金額は、翌月以降に銀行口座から引き落とされます。

一括払い、ボーナス一括払いや2回までの分割払いなら手数料はかからないのが一般的ですが、3回以上の分割払いやリボルビング払い(リボ払い)を選ぶと、利用金額に加えて手数料がかかります。

カードには所定の年会費がかかりますが、無料のものもあります。利用によってたまるポイントや特典も様々なので、ニーズに合うカードを選ぶと良いでしょう。

カード利用時の注意点

延滞に注意!

支払い能力を超えてカードを使うなど、引き落とし日に口座残高が不足すると、延滞することになってしまいます。

延滞を放置したり、繰り返したりすると個人信用情報に傷が付き(いわゆるブラックリストに載る)、今後ローンの審査が通らない、新たなカードが作れない、スマホを分割払いで契約できないなどの不利益を受けます。

必ず裏面に署名!

紛失や盗難で第三者に悪用された場合、署名がないと本人の過失とみなされ、補償対象外となることがあります。

セキュリティに留意!

スキミングやフィッシングなどによって、カード情報を盗まれ、カードを不正利用される被害が多発しています。

カードから目を離したり、安易にカード情報を入力したりしないようにしましょう。

利用明細をチェック!

使いすぎや不正利用を防ぐためにも、明細にはこまめに目を通しましょう。

また、不正利用による損害には補償対象期間(一般的に、クレジット会社に連絡した日から遡って60日以内の損害が補償される)があるため、気づいたら直ちにクレジット会社に連絡しましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興課(商工・観光振興グループ)

電話:072-452-6085
ファックス:072-452-7103
〒590-0495
大阪府泉南郡熊取町野田1丁目1番1号(役場東館2階)

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