キテーネホールの白華現象と今後の対応~令和8年2月補修予定~

1.白華現象について

現在、キテーネホールの外壁に白い汚れのようなものがあります。

これは、「白華現象」と呼ばれ、壁面のひび割れ(クラック)から入った雨水の影響でコンクリート中の成分(水酸化カルシウム)とCO2が反応し、その後水分が蒸発して表面に白い結晶として残ったものです。

一般的にコンクリート造の建物は、竣工後数年間はコンクリートが乾燥収縮を繰り返すためにヘアクラック(細いひび割れ)がどうしても生じます。

キテーネホールにおいても、令和6年3月に竣工してからヘアクラックが生じており、とりわけ外壁については色が濃いブルーのため、白華現象が色合いとしてよく見える状況となっており、ご心配をおかけしているかもしれません。

 

2.建物強度への影響と今後の対応予定

キテーネホールの建設にあたっては、コンクリートの養生を適切に行い、施工中に行った圧縮強度試験についても問題なくクリアしています。

また、今回の白華の原因となっているコンクリート中の成分(水酸化カルシウム)は、わずかながら流れ出てはいますが、コンクリートそのものの強度に影響を及ぼすほどではなく、現状のクラック幅(0.1mm程度)がすぐに広がるようなものでもありません。

これらの点を踏まえ、今後の対応としましては、令和8年2月に予定されている施工業者による点検補修のタイミングで清掃・補修を実施する予定ですのでご安心ください。

キテーネホール東側壁面

キテーネホール東側壁面

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