熊取町道路舗装修繕計画(平成24年12月)

   熊取町では、町道の路面劣化度判定調査を目視で実施（平成23年度）し、特に劣化度が著しい路線について舗装修繕計画（平成24年12月）を策定し、これまで主に町単独費で実施していた事業費を大きく増額し、国庫補助金を活用しながら舗装修繕工事を鋭意推進してきたところです。

   今後は、国土交通省により示された舗装点検要領に基づき、新技術（路面性状調査等）を活用した路面劣化度判定にも取り組み、引き続き国庫補助金を活用した継続的かつ計画的な道路舗装の修繕に努めてまいります。

1.  幹線町道等（1．2級町道・大型通行道路等）とその他の町道等、重要性による分類。
2.  自治会のご協力による舗装劣化箇所の抽出並びに職員による町内道路の巡回判定。
3.  舗装路面劣化度判定（1次判定）及び利用状況や周辺施設などの地域特性による優先度判定（2次判定）による点数評価を行い、優先順位を明確化。
4.  町内の舗装修繕工事を分散させ、1地域に整備が偏ることの無いよう、ゾーン分けを行い、ゾーンごとの優先順位を設定。
5. 幹線町道等及びその他の町道等の年度別実施計画（年次計画）を策定し、事業推進に努める。

 歩道舗装についても、経年変化による損傷及び劣化が年々進行していることから、新たに「熊取町歩道舗装修繕計画」（平成25年12月）を策定し、熊取町が管理する歩道36．7キロメートルのうち、劣化が著しい約7キロメートルについて、平成26年度から平成29年度までの実施を目標とし、国庫補助金を活用しながら舗装修繕工事を鋭意推進する予定です。

1. 第一段階評価（長さ＝36.7キロメートル → 長さ＝10.2キロメートル）
   町職員による道路（車窓）パトロールからの絞り込み。
2.  第二段階評価（長さ＝9.5キロメートル → 長さ＝7.7キロメートル）
   歩行点検による3段階評価（歩行、目視による評価）。
3. 第三段階評価
   歩行点検に基づく評価（ポイント評価）。
4. 第四段階評価
   ポイント評価に加え、歩行による目視点検でクラック、たわみ、段差等の劣化・損傷個所数を100メートル換算し、劣化損傷割合の付加により評価（優先順位の設定）。
5. 参考資料…熊取町歩道舗装修繕年次計画（平成26年－平成29年）