奥山雨山自然公園(ハイキングコース)

奥山雨山自然公園は、熊取町の誇る森林公園で、昭和59年(1984年)7月に完成しました。

その美しさは「大阪みどりの百選」にも選ばれているほどで、特に永楽ダム周辺は桜の名所として年間10万人の人出で賑わっています。

永楽ダム及びその周辺の広大な森林を含む約130ヘクタールもの広大な公園には、和泉葛城山系、大阪湾や関西国際空港などを眺めることができる2箇所の展望台があり、多種多様なハイキングコースがあります。

奥には雨山があり、手前の池の水面にも雨山の様子が映っている風景写真

ハイキングのマナー

  • ごみは持ち帰りましょう
  • ハイキングコース内は火気厳禁です
  • 樹木や草花をむやみに採取するのはやめましょう
  • 鳥獣類を保護しましょう
  • 他人に迷惑をかける行為はやめましょう
  • 施設は大切に利用しましょう
  • 人との距離は十分にとりましょう

ハイキングマップ

熊取ハイキングマップ(表)
熊取ハイキングマップ(裏)

ハイキングコース

雨山城跡ハイキングコース

落ち葉が沢山落ちている地面、手前に木の枝、中央には井戸跡が写っている写真

 雨山入口から雨山城跡までのコースで、全長約0.8キロメートル、おおよそ50分で散策することができます。

 頂上付近の月見亭からは南側の絶壁と犬鳴川の蛇行、川岸段丘が眺められます。また、馬場跡には、あずまやがあり大阪湾を望むことができます。

 途中、コナラやヤマザクラが多い場所もあります。

土丸・雨山城跡

 土丸・雨山城跡は、平成25年10月に国指定史跡日根荘(ひねしょう)遺跡の16地点目の遺跡として追加指定されました。

 追加指定された理由としては、

1つ目として、南北朝期から戦国期にかけての城の構造が良好に残っていること

2つ目として、2つの美しい山の頂をみせる泉州随一の山容で、それが一つの城として機能していた特殊な城であること

3つ目として、信仰の山としての機能を持ち、動乱に生きた人々が山に逃げこもったというような、信仰とはことなった山の利用が当時の記録に残ること

などの歴史的価値が認められ、国指定史跡として指定されたものです。

手前の右側に大きな木の根元、奥には石で出来た灯籠や沢山の木が写っている写真

もみじの広場コース

手前には葉が赤く色づき始めた木が3本、奥には緑色の葉が茂った山が写っている写真

 自然公園入口からもみじの広場、アスレチック広場を経由して芝生広場までのコースで、全長約0.9キロメートル、おおよそ50分で散策することができます。

 夏にはオニヤンマが飛行する姿が見ることができます。

森林浴コース

葉が赤く色付いた大きな木を斜め上から写している写真

 自然公園入口からつつじの広場を経由して芝生広場までのコースで、全長約0.7キロメートル、おおよそ45分で散策することができます。

 途中、ネナシカズラ、センニンソウ、クズなどが多く見られる場所があり、流れがせき止められた水たまりは、鳥たちの休憩場所になっています。

展望台コース

山の頂上に階段のある展望台が写っている写真

自然公園入口からもみじの広場を経由して第1展望台までのコースで、全長約0.8キロメートル、おおよそ60分で散策することができます。

曇り空の下に沢山の住宅やビルなどが並んでいて、奥の方は霞んでいる山が見える風景写真

展望台からは、関西国際空港や大阪湾のいい眺めが見ることができます。

夏にはツバメがエサを求めて上空を飛び交い、秋口には、ヒヨドリの群れの渡りを見ることができます。

東ハイキングコース

満開の桜の木の隙間から、水が張っているダムの水が写っている写真

永楽ダムから第1展望台を経由して町営斎場までのコースで、全長約1.8キロメートル、おおよそ90分で散策することができます。

周りを森で囲まれてた細長い池の様子を上から写している写真

西ハイキングコース

永楽ゆめの森公園駐車場から永楽池までのコースで、全長約1.7キロメートル、おおよそ2時間で散策することができます。

この記事に関するお問い合わせ先

道路公園課(みどり公園グループ)

電話:072-452-6404
ファックス:072-452-7103
〒590-0495
大阪府泉南郡熊取町野田1丁目1番1号(役場東館2階)

メールフォームでのお問い合わせ