【 犬 】犬の感染症について

 大阪府動物愛護管理センターより大阪府内において平成29年10月以降、家畜伝染病予防法第4条に基づく犬のレプトスピラ病の届出が数件あった旨の情報提供がありました。レプトスピラ症に関する情報等は下記のとおりです。

レプトスピラ症

 レプトスピラ症とは、レプトスプラ症をおこす細菌が感染することでかかる病気です。

 レプトスピラ症にかかっている動物の糞や尿で汚染された土壌や水が、体の傷や粘膜に接触することで感染します。人から人にうつることはまれです。

症状

 2日~3週間の症状のない期間のあと、頭痛、発熱、悪寒、筋肉痛、吐き気、下痢や腹痛などが現れます。重症になると体が黄色くなり、腎不全などを伴い(ワイル病)死亡することがあります。

 治療には抗生物質の投与が行われます。早期に治療する必要があります。

予防・対策

現在、予防できるワクチンはありません。

  •  水に関するレクリエーションをする場合はけがをしないよう防護のための装備を着用しましょう。
  •  けがをしている場合は水の中に入らないようにしましょう。
  •  汚染されている可能性のある水や食べ物を摂取するのはやめましょう。

犬のレプトスピラ症について

 イヌのレプトスピラ症は世界的に見られる感染症で、ヒトと同様に多くのタイプのレプトスピラに感染します。感染経路もヒトと同様です。

 レプトスピラ症に感染したイヌは、無症状のまま尿中に菌を排出することがあり、ヒトへの感染源となることがあります。

お問い合わせ

  • 家畜伝染病予防法による届出、法律に関する相談
     大阪府家畜保健衛生所 電話 072-458-1151
  • 犬のレプトスピラ症に関する相談
     大阪府動物愛護管理センター 電話 072-958-8212
  • 人のレプトスピラ症に関する相談
     最寄りの保健所

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環境課(環境グループ[企画担当])

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ファックス:072-452-7103
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