自主防災組織の活動について
熊取町の各区・自治会における自主防災組織につきましては、38自治会で結成されていたところですが、平成30年6月におきまして、残る1団体も結成されたことにより、39自治会全てで自主防災組織が結成されました。
また、30年2月には、自主防災組織間の連携を高めることを目的に、「自主防災組織連絡協議会」を立上げ、5月には全ての自主防災組織及び自治会が参加し、30年度第1回全体会議を開催し、各自主防災組織の訓練報告や今後の訓練計画、意見交換を行いました。
各地区の自主防災組織の訓練につきましては、防災講話や資機材の取扱い、消火器訓練、避難所設営訓練、炊き出し訓練、安否確認及び避難誘導訓練等、危機管理課及び熊取消防署等の参加のもと、各自主防災組織が自主的に訓練を実施されています。
また、消防団におきまして積極的に参加、指導にあたるなど、地域の各団体との相互の連携強化を図り、自主防災組織と緊密な繋がり、防災力の拡充に取り組んでいます。
このページでは、熊取町内の自主防災組織が実施した防災訓練の模様を紹介します。
防災資機材の確認と点検
各自主防災組織が保有している防災倉庫には、スコップやテントから発電機など、たくさんの防災資機材が保管されています。いざというときに取り出してすぐに使えるよう、平時からの点検と正しい使用方法の確認が欠かせません。
自主防災訓練には消防団も地域防災力の要として参加しています。
避難経路の確認!防災マップの作成
大地震が発生したという想定のもと、避難所である小学校体育館までの避難経路を徒歩で避難。その中で、危険と感じたところについて地図に書き込むことで地区の防災マップを作成しました。
地域の災害危険の把握に役立つ訓練となりました。
避難所体験訓練
近隣地区合同による防災訓練では、学校体育館において避難所体験訓練が実施されました。実際に使用される段ボールベッド、間仕切りの設営訓練を行い、来る災害に備えます。
大地震を想定した災害対策訓練
大地震が発生したとの想定で、地域の対応マニュアルに基づき災害対策本部を設置のうえ実際に地域を歩いて被害状況の収集、救出・救護・搬送から避難誘導・炊き出し訓練など災害を想定した訓練が行われました。
平時から自主防災組織の活動ごとの班割りを決め、自分が何を担当しているかを理解しておくことが大切です。
熊取町の訓練への参画・支援
熊取町危機管理課において、訓練の実施に関する相談や当日の映像・音声設備の貸出しなどの支援を行っております。
また、大阪府から備蓄食糧の提供を得て、訓練参加者にアルファ化米や飲料水の配布を行っています。(備蓄食糧は数に限りがありますので、配布を行わない場合もございます。)
町長も参加しています
町長も公務の都合がつけば訓練に駆けつけ、あいさつや見学をしています。
防災資機材を使用した救出訓練
大地震で倒壊した建物の梁に挟まれた人を救助する訓練が行われました。
消防職員から防災資機材や身のまわりにあるものを利用した救出方法について指導を受け、実際に参加者が防災資機材で梁を持ち上げ救出し、担架による搬送を訓練しました。
消防職員からの指導
消防職員による水消火器を使った消火器訓練や、防災資機材の取り扱い訓練、住宅用火災警報器の取り付け促進などの指導が行われています。
この記事に関するお問い合わせ先
自治・防災課(自治・防災グループ)
電話:072-452-9017
ファックス:072-452-7103
〒590-0495
大阪府泉南郡熊取町野田1丁目1番1号(役場本館2階)